薄毛へのLシステインの効果

Q.女性も悩む薄毛の原因の一つにLシステイン不足が?

薄毛の原因のひとつに栄養不足があります。髪の成長に必要な栄養が足りない状態ですと、髪の成長が抑制されてヘアサイクルが乱れてしまうのです。

髪の成長にはいろいろな栄養素が関わっており、絶対に摂取しなくてはならないものとして次のような「三大栄養素」があります。

  • タンパク質
  • ミネラル(主に亜鉛)
  • ビタミン(主にB2とB6)

特に髪は「ケラチン」というタンパク質からつくられているのですが、ケラチンは食物から摂取できないので、体内のアミノ酸から生成するしかありません。この際に必要となるアミノ酸のうち、最も多く必要とされるのがLシステインです。

つまりLシステインが不足してしまうと、毛髪を構成するケラチンの生成に必要な栄養が足りない状態になってしまいます。こういった点から考えると、薄毛の原因のひとつにはLシステイン不足があると考えることができます。

Q.Lシステイン不足になるのを防ぐためには?

メチオニンを摂取する

まず、Lシステインの元となる成分とはなにかというと、「メチオニン」という成分が原料となっています。このメチオニンという成分は数多くの食品から摂取することができますが、豊富に含まれているといわれているのが魚介類です。他にも肉やチーズ、ナッツ、納豆などの大豆製品などにも含まれています。

様々な食品に含まれているため、意識的に摂取しやすい成分です。原料であるメチオニンをしっかりと摂ることで、体内でのLシステイン生成を促していきましょう。

ただし摂りやすいからこそ、過剰な摂取には注意してください。メチオニン+Lシステインの推奨摂取量は体重1kg当たり15mg。例えばクロマグロの赤身なら100gあたり760mg含有。鶏むね肉だと100gあたり640gを含有しており、食品によってはちょっと多めに食べただけでも過剰摂取となってしまう場合があります。

過剰摂取に注意、というのは副作用の危険があるからです。メチオニンはLシステインの原料となるとお話ししましたが、その過程にはメチオニン→ホモシステイン→Lシステインという段階があります。そして中間にあるホモシステインには動脈硬化のリスクを高めるといった研究結果があるため注意が必要なのです。

通常の摂取量であればLシステインに変換されるため問題がないのですが、メチオニンを過剰に摂取した状態だと、このホモシステインの血中濃度が高まってしまいます。

Lシステインを直接摂取する

メチオニン自体には害はありませんが、上記のような過剰摂取による副作用が心配です。またメチオニンはLシステインの原料ではありますが、摂取したすべてがLシステインに変換されるわけではありません。

であれば、Lシステインが含まれている食品などから直接摂取することを考えてみましょう。Lシステインは牛肉などの肉類や、小麦粉胚芽、ニンニク、ブロッコリーなどに含まれています。しかし食品からの摂取となると、含有量によっては必要不十分なことが多いのです。

サプリを持つ女性

そこでひとつの手段となるのはサプリメント。美白成分としても知られるLシステインを含んだサプリメントは多数発売されています。

Lシステインには美白や眼精疲労の回復などにも有効といわれているので、そういった悩みがある方はいろいろな効果を実感できるかもしれません。

サプリメントであれば含有量がわかりやすく、かつ手軽に摂取できるというメリットもありますよ。Lシステインを摂取する手段として、サプリメントを考えてみてはいかかでしょうか?

Q.Lシステインの摂取は育毛にもつながる?

髪を構成するケラチンをつくりだす主成分が「Lシステイン」である、というお話しはしました。髪を健康に保つためには欠かせない成分であるLシステインですが、体内で生成されるほか、経口摂取することも可能で、血液を経由して毛根に送られます。

健康的な髪をとかす女性

「Lシステインが不足する=毛根に送られる髪の原料が足りなくなってしまう」ということから、抜け毛や細毛になる可能性が考えられます。このことからも、不足するLシステインを補うことは、髪の成長を助ける、つまり育毛効果が期待できるということになるのです。

ただし、注意したいのは、Lシステインは髪の材料になる成分ではあるものの、これだけで薄毛が解消されたり、抜け毛が減ったりといった育毛効果が確実にあらわれるとは言い切れないということです。

なぜなら、抜け毛や薄毛になる原因としてはいろいろなことが考えられるので、髪の材料になるLシステインだけが十分に揃っていても、製造する段階で不具合があれば意味はありません。たとえば、頭皮の状態が良くなかったり、食生活や生活習慣の乱れが起きていたりすれば、薄毛や抜け毛の原因になることもあります。それらはLシステインを摂取するだけでは解消されないのです。

Lシステインを摂取することは薄毛対策のひとつの手段にはなるといえますが、そのほかに原因がないか、自身の生活なども振り返ってみましょう。

Lシステインは育毛の特効薬ではなく、あくまでも健康な髪を目指すためのサポートとしての成分だと考え、積極的にサプリメントや食事でLシステインを摂るようにし、不足することがないように心がけると良いでしょう。

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